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【トラウマドラマ】世紀末の詩


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みなさん覚えてますかこのドラマ。

美しすぎて無形文化遺産に登録されていた竹野内豊と、あんまり今と変わらない山崎努のドラマでございます。

1998年に放送されていたらしく、ウゲ、20年前だ。私は10歳だったんですね。

そんなガキンチョの私が見ていた思い出深く素晴らしい、トラウマドラマをご紹介します。

 

 

 

結婚式の場で婚約者に駆け落ちされた野亜と、学長選挙に1票差で敗れた大学教授の百瀬。それぞれビルの屋上から飛び降り自殺をしようとして出会った二人の姿を、子猫のような表情で笑う少女ミア。三人は河南町の廃屋で共同生活を始めた。

この二人の男が、“愛とは何か”を問う異色ラブストーリー。一話完結形式で、毎回様々な角度から「愛」にスポットが当てられていく。

各話の主人公たちは決してハッピーエンドの無い、悲劇的な愛の結末を迎える事になる。

----Wikipedia

 

ちょっとなに言ってるか分からないてす(サンドウィッチマン富澤で)

って方もいたかもしれませんので、

簡単に言うと一話完結で、様々な愛の形を二人の主人公が目の当たりにするんです。

恋人同士、家族、友情、過去の恋愛などなど。

wikiにもある通り毎回悲劇的に終わるのですが、そこから二人が、その愛の形を毎回哲学するんですよ。

それがまたすっごい染みるんです……

 

野島伸司脚本、そして音楽は千住明

この陣形がもう素晴らしい。

私は10歳程でしたが、毎回このドラマを見て感動と切なさで号泣していました。

 

物語はもちろんなんですが、千住明さんの音楽がもう、正直、世界レベルの映画で使うべき大傑作なんです。ラストエンペラーと同等、いやそれ以上です。

千住明さんは砂の器の「宿命」や、仁のテーマなんかが有名ですが。私はダントツで「世紀末の詩」です。

はい、このハードルでみなさん聞いてください!どうぞー!

 世紀末の詩 千住 明 - YouTube

 

……どうでしたでしょうかー?

凄い重厚感でしたね~。

ちょっとオールドボーイの曲にも雰囲気は似てるなぁと思ってます。(https://m.youtube.com/watch?v=vh2LWnenZvw)

 

このドラマは愛に裏切られても、愛の存在を信じるノア(竹野内豊)と、愛をシニカルに否定する百瀬(山崎努)がラストにそれぞれの見解で愛を語るんです。

その名言集なるまとめサイト様を見つけましたので、誠に勝手ながらリンクを貼らせて頂きます。↓

 世紀末の詩 [名セリフ+解釈]

 

何故だか急に思い出して、千住明さんの曲を聞いたらいてもたってもいられず、こうして記事を書きながらドラマを思い出してしまいました。

振り替えると、私はパン屋の話が大好きだったなぁと思い出します。

 

愛する人の死、をテーマにしたパン屋の回です。

パン屋の冷凍庫で妻の遺体を美しく保管し続けた主人と、自分が死んだらそのようにして想い続けて欲しいと残した妻。

この二人の関係を百瀬は肯定します。

 

 「相手が先に死に逝くとき
後を追うことも、心の中に留めて生きるということも、愛とは呼ばない
真実の愛とは、相手の死を認知しないということだ
なぜなら、それが唯一のものであるから、認めることは心が壊れるということだ
あのパン屋はそうではなかった
認めて、苦しんでいた」

 

これに対してノアは否定します。(号泣しながら。このドラマで竹野内豊は毎回大号泣します)

 

「石田さんの愛は偽物だというんですか?
奥さんの気持ちこそ愛なんかじゃない
愛する人を苦しめるなんてそんなの本当の愛情じゃない
愛はもっと優しいはずだ
愛とは…努力することなんだ
先に死んだ人間は何の努力もないじゃないか
僕は思う
愛とは、本当に相手を愛するならば
生きることなんだ
生きて生きて、愛する人を看取り、一人残される悲しみを受けることなんだ
愛とは生きることなんだ」

 

はぁ……

この魂の討論タイムに毎回泣かされるんですわー。そして考えさせられる。めちゃくちゃ凄い熱量のドラマなんですよ。

 

このドラマはDVD化されず、VHSのみ出ているそうです。VHSを手に入れても、もはや見る手段もない時代……。

そこで、今はネットで検索という魔法がありますんで、様々な方法を駆使して何とか見ることもできるようなできないような。モニョモニョ……。

 

ということで、書き散らしました。失礼しましたー!

以上でーす。